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宇治川の概要

​河川の安全・防災を考える視点

​公開講座 2020年9月6日

​講師   宮本博司さん

レポート

講演から(文責:宇治自治問研 H・T)

​講演から(文責は宇治自治問研 H・T)

1つの想定を正しいと思いこまない.jpg
流量の想定.jpg

 降雨量などを「想定」して計画されている。

 相手は自然であり、「想定」どおりにならない。だから度々「想定外」が発生する。

 一つの「想定」を正しいと思いこまないこと、いくつもの「想定」をしておくことが大切。

​ 日本の河川行政は、降った雨を河川に集めて海に流す計画になっている。

 まず計画降雨を「想定」し、計画流量を「想定」する。

​ ダムによる洪水低減量の「想定」と、川で流す洪水量を「想定」する。

ダムによる想定.jpg
ダムの効能.jpg

 ダムに貯水できる降水量なら、ダムの効果を発揮できます。

 しかし、ダムの能力(想定)を超える降水量の雨が降れば、降った雨がそのまま下流に流れることになります(緊急放流)。

​ ダムの効果は限定的です。

ダムの限界.jpg

ダムの限界

 想定洪水に対して効果的に洪水調整を行う。

 ・・・洪水規模が想定を上回ると

​     効果小 なし

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